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2017/10/11

『できない刑事』×早稲田リンクス特別企画、五週連続インタビュー掲載!

役者表紙

11/17から11/20にかけて次回公演『できない刑事』を控える学生劇団てあとろ50’。 今回の企画では、現役てあとろ50’所属「できない刑事」主催者である黒澤優介と共にてあとろ50’出身の著名人の方にお話を伺い、さらに「できない刑事」の製作陣・役者陣にもインタビューを行いました!

 

第二回は…『できない刑事』に出演する役者さん、木村のばらさんと松浦みるさんにお話を伺いました!

 

 

木村のばら
1995年生まれ。これまで、劇団木霊 新人公演『full』/早稲田祭企画〜演〜 『ランドリー』/犬大丈夫 稽古場公演『金色夜叉』/演劇倶楽部第31期新人企画 『イイオンナ』/いいへんじ 旗揚げ公演 『ハイ』/シアターグリーン学生芸術祭 参加作品 いいへんじ 『パパ』に出演。

 

 

松浦みる
1997年生まれ。これまで、早稲田大学演劇倶楽部31期新人公演「豪放磊落」/早稲田祭企画 演 いいへんじ「ランドリー」/早稲田大学演劇倶楽部新人企画「イイオンナ」/いいへんじ旗揚げ公演「ハイ」/劇団森×虚仮華紙「ドキュメンタリー」/シアターグリーン学生芸術祭Vol.11参加作品 いいへんじ「パパ」に出演。

 

 

 

―――お二人は今回の「できない刑事」にキャストとして出演されるということですが、演劇を始めたのは大学に入ってからですか。

 

 

松浦:演劇部ではなかったのですが演劇をやっていて、早稲田は演劇が有名だから、早稲田大学に入ったら演劇をしようと思っていました。

 

 

木村:わたしは、演劇のことはなにもしていませんでした。幼いころから人前に立ってなにかしたいという思いはありましたが、演劇に出会うまでなかなかそのきっかけがなかったので。

 

 

―――人前に立つ手段は色々あると思いますが、その中で演劇を選んだのはどうしてですか。

 

 

木村:映画という手段もありましたが、それよりも演劇は門が広いなと思ったからですかね。そこで、たまたま早稲田が学生演劇で一番有名というのを聞いて、演劇サークルに入りました。

 

 

―――サークルに入って、新人訓練はどのようなものでしたか。

 

 

松浦:サークルごとに違うと思いますが。サークルの決まり的にあまり公開するものではないので、おおまかになりますが、一言で言うと、「自分を出せ」という感じです。

 

木村:私が入っている劇団木霊は身体をつかった表現が多くて、筋トレとか体幹トレーニングを重点的にやりました。それはきつかったのですが、それを乗り越えると体力はもちろん精神力がつきました。やってよかったと今では思いますね。

 

松浦:わたしは、そんなにここが変わったとかはないですが、今まで積み重ねたこだわりとかが全部消える感覚がありました。アウトプットしすぎて、空っぽになって、これまでの演劇が全部リセットされました。

 

 

―――お二人は現在、演劇ユニット「いいへんじ」で一緒に活動していらっしゃるとのことですが、立ち上げるきっかけを教えてください。

 

 

松浦:私の所属している演劇倶楽部のシステムは、最初の新人公演が終わったら決まった活動がなく、そこからフリーになって、各自で活動をしていきます。他のサークルは本公演に絶対参加しなければいけないのですが、演劇クラブにはそれがないので、自分で劇団を立ち上げたい、ユニットを組みたいと考えている人が多く入ってくるんですよね。そして、主催者である中島は演技だけでなく、作演もやりたいと思って入ってきていて、新人公演が終わったあとに中島から誘われて、最初はふたりでやることになりました。

 

 

―――最初は二人で活動を始めたのですね。それでは、木村さんが入るきっかけはなんですか。

 

 

木村:二人と一緒にいて楽しいというのはもちろんあって、なにより三人のそれぞれタイプが違うところがおもしろいからですかね。三人だけで公演をうったときに、稽古中にいろんな話をしてわかったことですが、演劇に対して共通の感覚を持っていて、説明しなくても伝わるものがありました。

 

 

松浦:早稲田祭の時から木村に参加してもらっていて、一緒に活動していく中で入ってもらいたいなと思いました。木村は三人の中では年齢的には1番年上ですが、少女っぽいというか子供らしさもかわいく残っている印象でした。木村に入ってもらった理由は中島とわたしにはないものを持っているからです。思っていることをすぐに言えたり、素直だったり、わかりやすく反応してくれたりと、いつもバランスをとってくれます。

 

 

―――中島さんはどんなかたですか、主催者とうかがいましたが、

 

 

松浦:すごいしっかりしている人だとおもいます。でも、一緒にやっていたら、本当は1番女の子だったりしますよ。もう、乙女ですね。すごいセンスがあって、魅力的です。

 

 

―――「いいへんじ」というユニット名は誰がつけたのですか。

 

 

松浦:最初にユニット名を決めるときにひらがなにしたいなと思っていました。ひらがなが可愛いからという理由ですが(笑)それぞれひらがなの候補を50個くらい出して、そこから絞っていきました。

 

 

―――たくさんの演劇ユニットがある中で、いいへんじのありたい姿とはなんですか。

 

 

松浦:その質問は緊張しますね(笑)舞台を観にいくというのは、大きなステップで、気軽に見に行かないと思います。だから、もっと気軽に見に来てほしいです。私たちは一人になりたい時とか、考え事をしたいときに、本を読んだり、カフェに入ったりすると思います。それぞれの過ごし方があると思いますが。その選択肢のひとつとしていいへんじがあればいいなと思っていて。私たちが考えた芝居をみることをきっかけにして、全然関係なくてもいいから観ている人の何かを考えはじめるきっかけになればいいなとも思います。

松浦さんめいん

 

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カテゴリー:サークル

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