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2017/10/25

『できない刑事』×早稲田リンクス特別企画、五週連続インタビュー掲載!

11/17から11/20にかけて次回公演『できない刑事』を控える学生劇団てあとろ50’。 今回の企画では、現役てあとろ50’所属「できない刑事」主催者である黒澤優介と共にてあとろ50’出身の著名人の方にお話を伺い、さらに「できない刑事」の製作陣・役者陣にもインタビューを行いました!

 

 

第四回は…『できない刑事』で製作を務める黒澤優介さん、森平周さん、又吉太一さんにお話を伺いました!

 

 

黒澤優介

1997年5月2日生まれ。2016年9月より劇団てあとろ50‘43期として現役活動中。2017年3月よりジールアビリティに所属し、プロとしての俳優活動を開始。今期はTBS火曜ドラマ「監獄のお姫さま」(2017年10月17日〜)に刑事役で出演。今年11 月の「できない刑事」では主宰・原案・楽曲制作を務め、久保順役で出演予定。また、2018年春全国公開予定の映画に出演が決定している。

 

 

森平周

1996年7月21日生まれ。2016年9月より、劇団てあとろ50’43期として現役活動中。てあとろ50’作品 では役者で『インパクト』(2016年9月)に出演。脚本・演出としては『君なしでは生きて行けない』(2016年11月) 、『44期新人試演会 ボンクラたちの坂道』(2017年9月)を手掛ける。11月『できない刑事』でも脚本・演出を務める。

 

 

又吉太一

1996年8月14日生まれ。自分が作り出した物を見たいようになり、脚本家・映像ディレクターを志す。主な自主制作監督作品は「白いワンピース」(2015年)、「どんぴしゃ!」(2016年)。その他映画・舞台・ラジオドラマ・漫才・コントの脚本・映画美術など幅広い分野で作品制作を続けている。

 

 

 

 

――まず、三人それぞれの経歴をお伺いしたいと思います。黒澤さんと森平さんがそもそもてあとろ50’に入ろうと思ったきっかけは何だったのでしょうか。

 

 

黒澤:僕はもともと映画やドラマを小さいころから見ていて、こういう世界は面白そうだなと思っていました。中学二年生のときバドミントン部だったんですけど、怪我をしてヘルニアになっちゃって。それで手術して、下半身が動かなくなっちゃったんですね。リハビリをしても治らないかもしれない、障害が残るかもしれないみたいな絶望的な状況で、そのときにもやっぱり映画やドラマに励まされたんです。それから、人っていつどんなことが起こるか本当に分からないんだなあと思って、もし治ったら自分のやりたいことをやろうと。で、自分が何をやりたいのかなと考えたときに、自分が役者になって色んな人を楽しませて恩返しができたらいいなって。それでてあとろ50’に入りました。他にもたくさん劇団はあった中でなんでてあとろ50’を選んだかというと、う~んやっぱり、あたたかさですかね?

 

 

森平:嘘でしょ(笑)

 

 

黒澤:いや正直たまたまなんですけど……。

 

 

森平:僕は黒澤ほどちゃんとした理由はないんですが、浪人中に全然勉強しないでひたすら映画を見ていたんです。その前からそういうものは好きだったんですけど変遷があって。ドラマは幼稚園のとき好きで見ていて、小学校中学校ではアニメが好きで、高校はすごい漫画読んでて、浪人して映画を見てて。あ、自分こういうのが好きなのかもしれない、ってやっと気づいて。じゃあ作ってみようかなと。あとは、就職したくないから就職以外の道を頑張って探そうという気持ちもありました。就活中に小説書いて応募して普通に落ちるみたいなよくあるやつですね(笑)。結局たまたま早稲田に来て、演劇が有名だって聞いて色々回ってみて、たまたまてあとろ50’に入りました。

 

 

――ふたりともたまたまなんですね!

 

 

黒澤:まあてあとろ50’は雰囲気がふわっとしてるからね。

 

 

森平:でもちゃんと厳しいんですよ?

 

 

黒澤:うん、ちゃんとやるんですけど、こうふわっと、してるんです(笑)。

 

 

――たくさんの劇団の中で、てあとろ50’ならではの特色はありますか?

 

 

黒澤:他の劇団とコラボしたり色々やってて……とにかく楽しませるってことを第一においている劇団なんじゃないかと思いますね。アングラとかはあんまりやらないです。やろうと思えばできるんですけど。

 

 

――アングラってなんですか?

 

 

黒澤:アンダーグラウンドの略のアングラです。アングラ演劇っていうのは静かでストーリーとかはあんまりなくて、結構前衛的な作品をやるジャンルですね。てあとろ50’はそういうものよりはエンターテインメント寄りのものを多くやっています。

 

 

森平:もともと劇団てあとろ50’が創設されたきっかけというのが、政治運動とかを絡めた演劇がある中でエンターテインメイト性を重視したものをやるところがあってもいいんじゃないかというところなんです。だからずっとそれが変わらないんだと思います。

 

 

――今回の『できない刑事』も?

 

 

黒澤:もうエンタメでしかないですよね! コメディです。でもメッセージ性も少し込められたらいいなと。

 

 

――後ほどまた詳しくお聞きします。又吉さんが映像をやるようになったきっかけというのは?

 

 

又吉:う~ん、なんだろう。映画ってみんな好きじゃないですか。映画を見て影響されて何かをはじめたりとか夢を持ったりとか。だから映像って人ひとりを動かせるくらいのすごくパワーがあるものだなって思っていて。それが感動って呼ばれるものなのかなって。その感動をみんなに伝えられるような人になりたいなと思っています。でもカッコいいかカッコ悪いかで言ったら、映画監督っていうクリエイターってまずカッコいいんですよね。結局そこに憧れてはじめたっていう部分が大きいです。

 

 

又吉さん

 

 

――演劇や映像の活動において、今後の展望などはありますか?

 

 

黒澤:僕はもともと映像の役者さんになりたくて、演技力をつけるためにてあとろ50’とかの舞台で稽古させてもらってるんですけど、運よく事務所にも入れたので将来的にはちゃんとした役を勝ち取って連続ドラマや映画に出られるように精進します! そして、てあとろ50’としては、早稲田で一番面白いと言われるような劇団にね。

 

 

森平:大きく出たね(笑)

 

 

黒澤:まあそれはちょっと難しいかもしれないですけど、自分たちにしかできない舞台っていうのはあると思うので、今後も頑張っていきたいです。

 

 

又吉:僕はとりあえず自主映画で一本作りたいのがあって。僕は沖縄県出身なんですけど、沖縄って超面白い島なんですよね。いろんな人がいて、おじいちゃんおばあちゃんがいて、美人も多いし、でも七十年前には戦争があって痛々しい思い出なんかもあって。映画の題材にするにはすごく良い島なので、ぜひとも地元で映画を一本作りたいなと思っています。学生のうちに。

 

 

黒澤:ぜひ呼んでほしいですね。

 

 

森平:あ、それいいな。

 

 

黒澤:ただ単純に沖縄に行きたいだけ(笑)

 

 

森平:僕は、色々書いていく中でやっぱり人間を描くのって難しいなっていうのがあって。人間に対する想像力みたいなものが少しでも下がってしまうと、いわゆる薄っぺらいキャラクターってものに成り下がってしまうんですけど、それは嫌なんです。今後の目標としては、ちゃんと人間を書けるようになりたいですね。エンタメ性もありつつ、人間がきちんと書ければ、テーマ性も伝えられるようになると思うし。自分がそういう作品が好きだというのもありつつ。だからもうちょっと社交性を持とうかなって思います(笑)

 

 

森平さん

 

 

 

――では、そんな三人が中心となって制作されている今回の『できない刑事』についてお聞きします。大きな特徴として学生演劇と映画のコラボレーションがあるとお聞きしたのですが、劇中に映画のようなものが流れるということなのでしょうか。

 

 

黒澤:そういうことです。その映画の監督に又吉くんをお呼びしてやってもらっています。

 

 

又吉:僕がもともと早稲田演劇にあこがれを持っていて、色々あって黒澤くんと森平くんと出会い、劇団てあとろ50’と出会い、僕の自主映画に黒澤くんが出てくれたんです。それからまたもう一回一緒に作りたいねと話していたのが今回の作品になりました。僕は映像をずっと勉強しているので、演劇に詳しいおふたりとコラボして新しいものができればいいなと思っています。

 

 

――では今回又吉さんと黒澤さんは二度目の共演ということなんですね。

 

 

黒澤:そうですね~。

 

 

又吉:楽しみだね。

 

 

 

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