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インタビュー

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――日中学生会議は具体的にどの様な活動をされているのですか?

:活動の一番の目的は、夏休みに行われる両国の学生同士の交流プログラムで す。そのために、週に一回定例会議を開いて準備をしています。そこでは、運営 に関しての話し合いだけではなく、中国についての学習会を行ったり、留学生か ら中国語を教えてもらったりもしているんです。 交流プログラムが終わったあとも、その成果を発表するために一般の方々を集め て報告会を行っています。

――団体としての目標はありますか?

:昔と比べて交流が盛んになっているとは思いますが、実際に彼らと話してみ て、やはり依然としてお互いに誤解があるなと感じています。そういった誤解を 、ある程度自由に発言できる学生という立場を有効に使って、少しでも解決して いけたらなと思っています。

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――具体的にはどういった誤解がありますか?

:やっぱり、政治がらみのことについては誤解がありますね。大体の活動は 分科会に別れてやるんですけど、政治分科会などは議論がもめることもあります。 でもそれって、その分だけ濃密なコミュニケーションがとれて、お互いに分か り合える良い機会になっているんですよね。だから今年は、全分科会共通で靖国 問題や教科書問題のことを話し合うことになりました。教科書問題について言うと、 向こうの学生の中には、日本の教科書は戦争を肯定しているとか、南京事件を否 定しているとか、思っている人もいるみたいです。逆に日本の学生が誤解していること もありますね。そういった誤解を、直接話し合って解 決していきたいと思っています。

吉田:誤解というか、根本的な考え方の違いを感じたことがあります。 僕は教育分科会なのですが、中国には素質教育(「徳・美・体・知」の健全な発 展を促進する)というものがあるんですね。例えばこれについて両国の学生が話 し合うとなっても、日本の学生はこのようなことを考えたこともないので、どう しても戸惑いが大きい。これは両国の文化の差から生まれる問題なのですが、そ ういう部分はやはり大変です。

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――そういった文化の差はどのようにして埋めていくのですか?

:今年のフォーラムは日本で開催します。話し合うだけでなく、実際に日本に きてもらい、様々なものに触れ合ってもらうことで、少しでも先入観をなくして くれたらなとは思います。

――最後に、お二人が感じる日中学生会議の魅力をお聞かせ下さい。

:国際交流って、語学力がないとできないイメージがあるじゃないですか。そ れでみんな敷居を高く感じてしまうと思うんですけど、日中学生会議の場合は、 ディスカッション時には通訳がつきますし、向こうから参加してくる学生の多く は日本語学科の学生です。 本当に大学4年間って短いので、勉強してる間に終わっちゃったってことになりか ねない。交流してみて初めて分かる、自分の色んな部分もあるので、ぜひ参加し てもらいたいですね。

吉田:東京には様々な大学があって、日中学生会議にはそこから多くの学生が集 まっています。本当に自分の考えが改めさせられるような人間にも会いますし、 視野が広がるいい機会になると思います。

記事:橘理恵

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日中学生会議

写真左:森格
委員長、東京大学

写真右:吉田裕祐
総務、早稲田大学

【第27回日中学生会議第11回日本開催】
日時:2008年8月17日〜27日

大阪開催:8月17日〜20日
大阪国際ユースホステル

東京開催:8月20日〜27日
国立オリンピック記念青少年総合センター

詳細は下記の日中学生会議ホームページをご覧ください。
http://jcsc.jp/