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合格体験記

合格体験記Vol.50

【ペンネーム】へのへのもへじ


2016年3月 筑波大学附属高等学校卒業
2016年4月 早稲田大学文化構想学部入学


早稲田を志望した理由・時期


私は筑波大学附属高等学校に通っていたが、筑波大学附属小学校からの内部進学組だったので高校外部入学組とは大きな差があった。
当初は大学に入れれば良いやと思っていたので勉強に身が入ってなかったが、学校の雰囲気に流され、上位私立校であり家から近かった早稲田大学をとりあえずの第一志望に決めた。
(この時高二の秋、センター試験のために五教科七科目を学び終える気がしなかったため国立大学は諦める)



高3の3月まで


高一から英語塾には通っていたのだが、まだ大学受験について本気で考えていなかったので、週一回2時間の授業ですらほとんど寝ていた。
当然、塾の講師に怒られてばかりだった。
基本的に、塾での英語の勉強と学校の定期テストが自分の勉強のすべてだった。
高二まで通っていた塾で教えられた英文法についての知識は後々とても役に立つことになる。
この時単語は一切やっていなかったため、高二最後の某予備校のテストでは偏差値29(英語)をマークする。



■部活の引退まで


高三の三月からは難関私立専門塾「増田塾」に通い始める。
「強制自習」を売りにしている塾で、浪人生ならば9:30〜18:00、現役生ならば入室〜22:10までは絶対に塾内で自習していなければならないルールだった(もちろん授業もある)。
それまで部活→帰宅→TV→就寝をただ繰り返すだけの自堕落な生活をし、自分で自分を勉強に向かわせることのできない私には本当にピッタリな塾ではあった。
しかし当初は勉強するのが苦痛だったため少し勉強してはトイレでゲーム、少し勉強してはトイレでゲーム、を繰り返していた。
1ヶ月もすればさすがに慣れて苦痛でなくなったが、最初の1ヶ月で辞めてしまう塾生も少なからずいたことを覚えている。
また毎週全教科の暗記テスト・筆記テストがあったが、思った通りに勉強を進めることはできなかった。
週3〜4回行われていた部活動が原因かと思われる。
焦った自分は塾の最終閉校時刻23時までは必ず残って勉強していた。
このころやっていた勉強は、シス単や日本史一問一答などの基礎暗記。
過去問には、センター試験含めてまだ手を出していなかった。
高校受験はほとんどしてないようなものだったので、日本史・古文・英語の知識はほとんどなかった。
英語問題集は一つ解き終わると、間違えたところだけやり直し、二冊目へ。
二冊目も同様のことをし終えると、一冊目で間違えたところをもう一度解き直し、これを繰り返していた。
食事休憩時に単語帳を読んでいる塾生も多かったが私はメリハリが大事だと思い、30分の休みを友達との会話や読書に費やした。
このスタイルは最後まで崩さなかった。
塾における自分の評価は英語E+現代文C古文D日本史Dであった。
ひどい評価であったが入塾テスト時の評価よりは軒並み上がっていたため少し安心する(B以上で早慶上智入学可能性50%とされていた)。



■天下分け目・受験の夏


ここで問題が発生する。
慣れていない大嫌いな勉強にも慣れ、苦ではなくなったと思っていたのだが、やはり精神は参ってしまっていたようで、ストレス性の熱が続くようになる。
ぼーっとしてしまうことが多くなり居眠りも増えた。
夏休み前自分で設けた「夏休み中、9:30〜23:00は塾で勉強する(居眠りは30分まで)」というルールは実際は達成率8割程度にとどまった。
塾の指導では英語:国語:日本史=5:2:3で勉強するように言われていたのだが、英語が嫌いすぎて実質3:2:5ぐらいの割合で勉強していた。
このことが受験が終わった今、一番後悔していることである。
夏休みが始まる前に自分で決めた暗記範囲はつつがなく終わらせたが、夏休み最終日の塾内テストは散々な結果だった。
この時の塾内評価は英語D現代文C+古文C日本史C。
天下分け目の夏だと脅されていた私には満足できる結果ではなかった。
おそらくこの時期が受験生活一番の抜け期だと思う。



■9月〜11月前半


夏に暗記をしっかりやったおかげなのか、それとも夏が終わりやっと熱が下がったおかげなのか、急激に塾内テストの点数が上がり始める。
今まで怖くて手を出していなかったが今なら!と思い青山学院大学法学部を解くと余裕で合格点オーバー。
この勢いで早稲田大学法学部の入試を解くも、英語が全く読めず絶望。
なんとなく考えていた早稲田大学入学に不安を感じ始め一層勉強に集中し、時間を有意義に使うように意識しだす。
夏以前は区切りのいいところまで勉強したら次の教科に、という形だったが、このころから時間で区切り、勉強内容を変化させるようにする。
ここまでで基本の英語問題集から別れは告げ、整序文や会話文などの専門的な問題集に切り替えた。
この時の勉強時間は、まだ学校の授業が残っていたため、平日は7時間、土日は11時間ほどだった。
23時まで塾には残っていたが、家に帰った後は一切勉強をしなかった。
いいメリハリにはなったとは思うが、これが正解だったのかはわからない。
家で普通に読書や動画鑑賞をせずに少しでも単語を見ていればまた結果は変わっていたかもしれない。
この時塾での評価は英語D+国語B古文C日本史C+だった。

センター試験
英語 164/200
リスニング 24/50
国語 172/200
日本史 85/100

もともと英語は大の苦手だったのと本番の緊張もあって八割しかいかなかったが、自分的には納得。
日本史は年号が曖昧で思ったよりも伸びなかった。
国語は、2016年度の国語は今までにないぐらい簡単な年で事実古文・漢文はほぼ満点であったが、現国では問いをよく読まなかったせいで4、5問落とし過去最低点だった。
元々現代文は毎年ほぼ満点だったこともあり舐めてかかったため、このようなミスを起こした。
当たり前のことだが試験の問いは必ず熟読してほしい。
また、早稲田または慶應に標準をあわせている受験生は無理にセンターの勉強をしないほうがいいと思う。
センター英語はたくさんの文章を短時間で読ませるテストなので、自分の精読のレベル等見つめ直すのには最適だが、他の教科は下手にレベルを落としていたり、問題構成が独特だったりする。
たくさん過去問を解いたり、対策をするのは無駄だと思うので、直前1週間で十分。
(早稲田には国教を除きリスニングは必要ないので、国教狙いの受験生以外は勉強しなくていいと思う)

センター利用私大
明治大学 法学部 不合格




■入試直前期


センター試験が終わっても一ヶ月以上、早稲田の入試まで期間があるのだ、と思いここからまた力を入れて勉強し始める。
センター模試以前と同じで朝は赤本、午後は解き直し&暗記を毎日繰り返しやった。
一ヶ月半は思った以上に長い。
日本史で言えば通しで5回以上、赤本で言えば約40年分も解けるのだから。
センターの結果が悪くそこで潰れてしまう人もいたが、あくまで本番は早稲田の入試。
全部終わるまではもうここからはプラス思考で突っ切るべきだと思う。
本番までに解いた赤本は偏差値が絶望的に足りなかったが一番行きたかった法学部、一番受かる確率が高いと踏んでいた教育学部(国語国文学科)を10年分、他受ける学部5~7年分、受けるG-MARCH1~2年分を解いていた。

だが、またここで問題が発生する。
私は英語四割、日本史八割、国語八割五分くらいの点数で乗り切ろうと思っていたのだが、早稲田大学は基準点以下の点数を取った科目があった場合、落とされることを二月の初週に初めて知った。
全く早稲田大学の入試事情を調べなかった自分が悪いのだがこの時はめちゃくちゃ焦った。
結局なるようになれと思い悩むことをやめたが、早稲田大学受験生はこのことを知った上で勉強してほしい。
この時塾の評価は英語C+現代文A古文B日本史B+だった。
この評価は逆に過大評価された気がしてしまって、むしろ気分は落ち込んでしまった。



■入試本番


塾からのアドバイスで、お金の許す限り入試は受けた方がいいと言われた。
一つには受かる可能性を上げるため、もう一つには入試と入試の間を多く空けてしまうと問題を解く感覚が鈍ったり、入試独特の雰囲気を忘れてしまうから。
私はなるべく浪人はしたくなかったので多く受けたが、当たり前のように心も体も疲労は半端なかった。
なので心身弱い人はやめたほうがいいと思う。
前述した通り行く気はなかったが、勘を鈍らさないために学習院なども受けた。
私はなんだかんだ言ってメンタルが弱い人間であり、自己採点するとおそらく(悪すぎて)潰れてしまうだろう、と思っていたので、入試が終わった後は日本史だけ採点をし、復習後それをまとめ、再びインプットし直した。
(ここだけの話、前半に受けた明治で間違えてしまった問題が、のちの早稲田の文学部で出た)
英語は文章を軽く読み返すぐらい、国語に至っては一切見直しをせず次の入試を迎えた。
入試が始まってからは入試→日本史見直し→英単語暗記(たまに古文単語)→帰宅→家でゆっくり食事、のルーティンで回していた。

入試結果
明治大学 全学部統一(法学部) 不合格
学習院大学 法学部 合格
明治大学 法学部 合格
早稲田大学 文化構想学部 合格
早稲田大学 文学部 不合格
早稲田大学 法学部 不合格
早稲田大学 教育学部(国語国文学科) 不合格
早稲田大学 商学部 不合格
早稲田大学 社会学部 不合格
首都大学東京 都市教養学部法学系 棄権

結果からすれば散々たるものだが、それでも早稲田大学にひっかかることができたのもこの早稲田大学ローラーのおかげだと思う。
(人間科学部・スポーツ科学部は所沢キャンパスで家から遠いので断念、政治経済学部はさすがにハードルが高すぎて断念した)
最初に受けた明治大学全学部統一入試は、慣れない雰囲気に飲まれてしまい、全く英語が読めなかった。
最初が早稲田大学の入試じゃなくて本当に良かった、と思いながら解いていた。
序盤にG-MARCHを受けていたおかげで早稲田大学最初の文化構想学部の入試ではいい意味で緊張しなかったし、事実合格することができた。
首都大学東京都市教養学部法学系はセンター試験三教科、二次二教科で受けることができる国公立大学なので受けようと思っていたのが、
早稲田大学>首都大学東京だったため受けなかった。



■参考書

【英語】
・システム単語帳Basic・システム単語帳
単語は高二の三月から始めたのでまずは簡単なBasicから。
一ヶ月でBasicを終わらせ無印に移行した。
単語帳は他にも幾つか手を出したが結局システム単語帳一本で入試本番を迎えた。

・解体英熟語
この一冊でほぼ受験熟語は網羅できた

・解体英語構文
基礎的なものがほとんどなので入門には最適。

・解いてトレーニング・NEXT STAGE
入門には最適。

・英文解釈の技術100
丁寧に文構造を把握できる。
夏までには終わらせたい。

・桐原書店 英語頻出・頻出英語シリーズ
幾つか種類があるので受ける大学に合わせて解く。
入試直前まで使えた。

【日本史】
・日本史B一問一答
これさえあればG-MARCHなら無双できる。
早慶上智志望だとこれ一冊だと厳しい。

・赤本
一番の参考書。
できなかったことをノートにまとめるだけで自分だけの参考書に成る。

・石川日本史B講義の実況中継1〜5
日本史の流れをそこそこ丁寧に追ってくれる。
流れを掴むには最適だと思う。
しかし一冊約1500円するのでいい値段になってしまうのでこれも本屋で立ち読みしてから決めた方がいいと思う。

日本史は塾のテキストが厚さ計15cmくらいあったのでそれをほぼ丸暗記していたため、参考書はこの程度しか使わなかった。

【国語】
・入試現代文へのアクセス 基本編・発展編・完成編
基本編から完成編まで終わらせると確実に現代文への考え方が変わる。

・大学入試 現代文 キーワード&ボキャブラリー
高校受験とはちがい、普通に生活していても知らない単語がバンバン大学入試現代文で出てくるがこの本を読んでおけばとりあえずのところは乗り越えられる。
ここに出てこない単語は辞書などで調べていた。

・古文単語ゴロゴ手帖
下ネタ多めのゴロで古文単語を覚えることができる。
かなり人を選ぶため本屋で立ち読みして合う合わないを決めた方がいいと思う。
合う人には565語も古文単語を覚えられるのでオススメ。

・古文上達 読解から演習まで
一度通しておくと良い

・漢文早覚え速答法
この一冊でセンターレベルは解けるようになるが、少しテクニカルな解き方を教える参考書なので肌に合わない人も多いと思う。
早稲田大学の入試では漢文はそこまで点数配分が多くなかったのでこの一冊と高校の授業だけで漢文の勉強は終えた。

使っていた参考書はこのぐらいだがあとは学校で使っていた便覧や資料集などを使いながら勉強していた。
特に日本史のカラー資料集は見やすいし、写真で覚えられるので役に立った。



■最後に


偉そうにつらつら書き連ねたが、蓋を開けてみたら早稲田大学には一つしか合格しなかった。
それでも早稲田大学には入学できたので良かったと思っている。
ただ、あのときああしていれば、もっと真面目に勉強していれば、という後悔は残ってしまった。
これから早稲田を受験する人には後悔しないように勉強してほしい。
自分は高三から英単語を始めて本当に苦労したので、早めに英単語だけは勉強することをオススメして終わりにしたい。






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