パッチギ!
6月28日


うだるような暑さの6月27日(金)、早稲田大学国際会議場井深大記念ホールにて、この暑い日にぴったりのアツイ映画『パッチギ!』の上映会が行われた。

この『パッチギ!』は井筒和幸監督の作品で、1968年の京都を舞台として日本人と在日朝鮮人の高校生が起こす事件を、友情や恋を織り交ぜながら描いた青春映画だ。"パッチギ"とは、「突き破る、乗り越える」という意味のハングル語である。時代は違うけれど現代社会にも通じる問題を投げかける、エンターテイメントに富んでいるが両国間の問題について考えさせられる作品である。

今回の上映会は、早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター(WAVOC)の主催で行われた。今年2005年は国交正常化40周年ということで、WAVOCは多数の記念事業を『WAVOC日韓友情2005』として企画している。5月の韓国人男性ユニット「SoRi」のライブイベントに次いで、『パッチギ!』の上映もその企画の一環である。

日本と韓国は、歴史認識や領土問題など政治的な面では困難なことも多い。しかしその一方で、日本での韓流ブーム、韓国でも日本の文化が開放されたりなど、文化面や経済面での交流は活発になっている。日韓関係についての両国の人々の関心は、今までで最も高い時だ。そんな今この映画を見ることは、日韓関係についてより深く考えるきっかけになるにちがいない。


執筆者名 和気しのぶ[1642]

関連サイトhttp://www.pacchigi.com/