これがふぉんとの愛!
~今夜はふぉんとへの愛を語りつくそう~

こんばんは!

アニメやドラマ、そしてさまざまな方へのインタビューなど盛りだくさんだったこのウェブコラム企画も、とうとう最後になりました。約1か月にわたりフォントに関する記事を更新してまいりましたが、いかがでしたか?

さて、今回のコラムでは明日のイベントに向けて、イベントのテーマであるフォントへの愛を語ろうと思います!

 

わたしたちの周りには、本当に、本当に、たくさんの文字があふれています。たとえば電車。企業や商品などをPRするための広告が、どの車両に乗っても掲載されていますよね。そのデザインはさまざまで、そのイメージにあったフォントが用いられています。わたしは通学中にそれらの広告を見るのがとても好きで「これはなんの明朝だろう?」とか「このフォントかわいい!」とか、そんなことを考えるのがとても楽しいんです。

また、世代を問わず長い間人気を集めている漫画にもたくさんのフォントが使われていますよね。そのときどきの感情を表すために、豊富な種類のフォントが紙面にメリハリを与えています。

 

あと、個人的にはひらがながすごく好きで、特に明朝体のひらがなには惚れぼれしてしまいます…。
たとえば

「秀英明朝M(しゅうえいみんちょうえむ)」

「築地M(つきじえむ)」

というフォントのひらがなはすごく美しく感じます。

 

「フォント」という言葉だけを聞くと、なんだか難しいと感じてしまう方もいらっしゃるかもしれません。ですがこのような具体例を見ていくと、「フォント」というものが非常に身近な存在であることに気づいていただけるのではないでしょうか。

世の中には、そんなフォントを作ることを職業にしている方々がいるのです。そして、そのフォントをもとに、これまでのコラムで見てきたようなドラマ・雑誌、そして漫画のタイトルを作られているデザイナーの方々がいます。一見、フォントやデザインに関心がない学生の方なら、認識しにくい職業であるかもしれません。

 

ではなぜ、そのような職業に就かれている方々をゲストにお招きしたイベントを開催するのか、と疑問に感じる人がいらっしゃるかと思います。
フォントやタイトルには、制作者の意図がひとつひとつ組み込まれています。今回このイベントを企画したのは、わたしたちがその意図を直接イベントで聞く(見る)ことによって、「フォント」というものをぐっと身近に感じられるようになるのではないかと考えたからです。

第2弾のコラム(http://www.waseda-links.com/event2016/column2/)にあったように、いつもは初期設定のWordも、少しフォントを変えてみようかなとか、電車のなかにあるたくさんのフォントを意識してみるようになるとか、このイベントを通してそんな変化がみなさんにあれば、主催者としてこれ以上嬉しいことはありません。

明日のイベントについてもたくさん話したいことはありますが、それはぜひあなたの目で確かめに来てくださいね!

 

それでは明日、16:30に学生会館B201にてお会いできることを心から楽しみにしております。約1か月続いたコラムもこれで最後です。ご覧いただきありがとうございました。また、ふとした時に見返していただければ嬉しいです。

 
 

早稲田リンクス一同より

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