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受験生応援コラム

Vol20.浪人を決めた君へ


もう一度受験生になる決断をしたみなさん、受験お疲れ様でした
今は不安がたくさんあるかもしれませんが、早大生の約半数は浪人生。
何の心配もいりませんよ!
私たち早稲田の杜は、現役生はもちろん、浪人生も全力で応援していきます。

今回のコラムは、浪人経験のあるメンバーが、皆さんへの想いを綴りました。
新年度第一弾のメッセージと思って、ご覧下さい!!

■ペンネーム:ダテくん
浪人をきめた勇気ある未来の早大生の皆さん、一度目の受験お疲れ様でした。
私も現役の時、第一志望だった早稲田大学をはじめ、周辺の私立大学でもことごとく敗れ浪人を決めました。
当時の私は絶対第一志望、絶対早稲田!だったので、浪人が決まった時もそこまでのショックもなく、むしろ自分に無限の可能性を与えられた気分になり、猛烈に燃えていました。
しかし、同じく浪人した私の友人たちの中には、もうだめだ、自分には才能がない、と悲観に暮れている人もいました。
このコラムを読んでいる皆さんにも、さまざまな境遇の人がいると思いますが、今回お話ししたいのは、
私が浪人の末第一志望に受かったという結果は抜きにしても、浪人していた一年間は素晴らしいものだったということです。

高校時代の受験では、とにかく常に時間と結果に追われ、何のために勉強しているのかすらわからなくなった、、、という経験をした人も少なくないのではないでしょうか。
浪人生には良くも悪くも、時間がたくさんあります。
その膨大な時間をどう使うかが、2度目の受験の結果に直結することは言うまでもありません。
そればかりではなく、その後の人生にも少なからず影響を与える一年間になると私は思います。
勉強するということは、ただ知識を詰め込むというだけではなくて、自分との戦い、つまり自分を知ることだと私は考えています。
勉強という辛いものと向き合っているからこそ、弱い自分を見るつけることができるし、目標を達成したとき、自分の良さを再評価することもできるのです。
私の場合、受験勉強をしながら自分はなぜ早稲田大学に入学したいのか、何をしたいのか、どんな人間になりたいのかをよく考えました。
大学3年になろうとしている今でも、その時に考えていたことを鮮明に思い出すことができます。
仮に現役で早稲田に合格していたとしても、この浪人していた一年間がない私には、本当に充実の大学生活は送れなかったのではないかな、と今の私は思います。

具体的な学習方法や、学習計画の立て方は今後このコラムでもお伝えしていきます。
とにかく今は気持ちを落ち着かせ、前向きに、皆さんの新たな一歩を踏み出す準備をしてください。
私も、数々の難関を潜り抜けた浪人時代の私に恥じることの無きよう、今後の大学生活を送っていきたいです。

次のチャンスは1年後
本当の春を迎えた早稲田でお会いしましょう。

■ペンネーム:ばむたん
受験生生活1年目、お疲れ様でした。
浪人の理由は人それぞれだと思いますが、まずはあまり悲観しないこと。
1年後にはきっと、「浪人してよかった」と思えるはずです。私が保証します。

現役時代、あなたは何をしていたでしょう。
受験生という肩書きを背負って迎えた春は、まだ1年あるからとぼんやり過ごし
先生に基礎を固めろと言われた夏は、最後の大会に向けて部活動に身を削り
気づけば秋、友達の成績を妬みながらも慌ただしく志望校を決め
受験本番の冬は、焦りばかりつのって追い込みのかけ方すらもわからない。

それでも現役時代は、溜まっていくストレスを努力のたまものと勘違いし、私も一丁前に不合格を悔しがっていました。
「あんなに頑張ったのに…」
あなたも今はそう感じているはず。

浪人してまず学ぶことは、自分がいかに甘ったれた受験生だったか、何も考えていなかったか、ということです。
自分よりも努力している人はいくらでもいる。努力が全て結果に結びつくわけではない。
それらに気づき、いい意味で身分をわきまえることができる1年になると思います。
また、志望校も一から考え直してみることをおすすめします。せっかく頂いた1年ですから、自分の気持ちととことん向き合ってください。

さて、ここまでは浪人の意義についてお話ししましたが、どう前向きに考えても浪人はつらいです。もう2度と経験したくありません。
そこで、あなたの浪人生活が少しでも明るくなるように2つのアドバイスを。

まず、予備校の先生を信頼しましょう。
どんなに授業がつまらなくても、先生はあなたより頭がいいです、当然。授業を切ったり教わったことを実践しないのは愚かなことです。
添削などで先生のところに通って仲よくなれば、良き相談相手にもなってくれます。私は毎日講師室で雑談をしていました。
次に、無理にでも笑いましょう。

秋以降は、本当に精神的にやられてきます。
そんなとき最高に役に立つのが笑いです。友達と一緒に昼食をとったり、寝る前にバラエティー番組を見たり、とにかく1日1回でも笑っておくと、かなり楽になります。
個人的おすすめは深夜の芸人ラジオです。
長くなりました。最後に一つ。
浪人生は、現役生に比べて1年無駄にしているわけではありません。
むしろ現役生は1年損している。そんな風に思います。

1年後、このコラムの意味がわかる!がんばれ!

■ペンネーム:どすこいパイナップル
拝啓 浪人が決定した時の僕へ。
とりあえずお疲れさま。
そして今すぐカイジの漫画を捨てなさい。
受験はギャンブルではないぞ。
あとパンツに気を付けろ。
一週間後赤いパンツをおかんが大量に買ってくるぞ。
裏ワザも捨てなさい。
4分半で英語のセンター試験満点は無理だぞ。
問題作成者の意図にハッキングするまえにお前がピエロ講師にハッキングされてどうする。
そんなお前に朗報だ。
予備校との契約が済む前に母さんがトレーニングジムの契約を済ませてくるぞ。
お前は運動不足こそ避けることができるが周りをよく見ろ。
お前と定年退職したおじさん達しかそんな時間にジム行けねえよ。
そんなお前はこれから多くの出会いがこの一年に訪れる。
そしてその出会いが必ず現役の時にはなかった武器になるはずだ。
じゃ少し休んで勉強頑張れ。
あ、言い忘れた。予備校は駿台か河合にしろよ。
お前の近所にある代ゼミ潰れるから(笑)

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