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【早稲田生が教える】スクランブル英文法・語法の使い方【英語】

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大学受験では、英語は文理問わず重要な科目です。早稲田大学の一般入試でも、英語の配点は国語や日本史・世界史・数学などの選択科目に比べても高くなっていて合格を勝ち取るためには非常に重要な科目です。(例えば、早稲田大学商学部の場合、英語80点、国語60点、選択科目60点の配点で英語が他の科目よりも配点が高い)

英語の入試問題では、長文問題の重要性が高く、比較的配点の低い文法は軽視する受験生もいます。しかし、英文法を理解していなければいくら英単語を覚えていても正しく英文を訳すことができないため、英文法は英語学習において重要な分野です。

また、早稲田大学は毎年多くの受験生が出願し倍率が10倍を超える学部もあり、私立大学の定員厳格化の影響により競争がますます熾烈となっているので1点でも多くとるために細かい部分までカバーする必要があります 。

そこで今回は、多くの受験生が使っている英文法参考書である「スクランブル英文法・語法」の使い方を解説していきます!

■スクランブルってどんな参考書?

スクランブル英文法・語法は、すべての文法事項を網羅した英文法問題集の参考書です。 過去の入試を基に頻出の英文法の項目を収録していて、英文法問題の演習に最適です。 多くの文法問題が掲載されているので英文法問題の成績を伸ばすことができます。

似た参考書としては以前早稲田の杜でも紹介したNext stageやVintageなどがあります。CDや赤シートも付属されているので各自で工夫して勉強することができるということもこの参考書のいい点だといえます。

■スクランブルで到達できるレベルは?

スクランブルの問題を完全に解けるようになったら、センター試験やMARCH・関関同立レベルの文法問題であれば、ほぼノーミスで解くことができる力をつけることができます。また、問題の難易度の高い早慶の英語でも、十分戦えるレベルまで到達することができます。

実際に、筆者も受験生の時にスクランブルを使って勉強をしてセンター試験の文法問題は満点を取ることができました。入試に出るポイントを押さえている参考書なので覚えることができたら入試問題もスラスラ解けるようになれます!

■スクランブルの使い方

○ 英文法講義の参考書を読む

スクランブルは、英文法問題集であり、実際に入試で出題されたことのある問題なので難易度も初学者にとって高く、いきなり英文法の知識なしでスクランブルから英文法の学習を始めることは非常に効率が悪いです。

まずは、以前紹介した「総合英語Evergreen」などの講義の参考書を読み、1分野が終わったらスクランブルの該当部分の問題を解くというようにしましょう。

○ 自分の実力で1周解く

講義の参考書が進んだら、スクランブルの問題を解きましょう。講義の参考書で得た知識がアウトプットできるかを確認することができます。このときに、間違った問題に関しては問題にあるチェック欄にチェックを入れましょう。

解説についても、詳しく説明されているので解説もしっかり読みましょう。1度目は無理に覚える必要はないので理解できるように徹底しましょう。チェックを入れた問題はあなたが分からなかった項目であるので、記憶に残すために解説の部分に蛍光ペンでマークするなどの工夫をしてもいいでしょう。

○ チェックした問題を復習する

スクランブルは全問題数が1667問あり、一周するにはとても時間がかかります。初めて解いたときにできた問題は時間に余裕があれば確認した方がいいですが、わかる問題に時間を割くのはもったいないので、解けなかった問題を最優先に復習しましょう。 

○ 付属品を活用しよう!

スクランブルには、CDや赤シートが付属されているのでそれらを活用して勉強することをおすすめします。発音やアクセントの項目はただ参考書を眺めているだけではアクセントに位置や正しい発音を覚えることは難しいと思います。

おすすめの勉強法は、CDを使ってセンター試験に頻出の単語を聞いて自分で声に出して発音するという方法です。これを続ければ自然と正しい発音が身につき、センター試験の第1問もミスなく解けます。

載っている英文は重要な文法事項を含んだ良い英文なのでCDを使って例文を暗記することもできればいいですが、時間がかかるので高校1・2年生などの受験までに時間のある人は挑戦してみてほしいです。赤シートは答えを隠すときや自分がチェックした部分を隠すときに使いましょう。

■いろいろ紹介しましたが・・・

今回さまざまな使い方を紹介しましたが、自分に合った勉強法を見つけて実行するのも良い方法です。勉強をする中で試行錯誤してどのように使うと効率がいいか、自分に合っているかということを考えて取り組んでもらえたらと思います。

スクランブル英文法は、分厚くて時間がかかり、途中で投げ出しそうになることもあるかもしれませんが、大学受験では必須の英文法の知識を習得することができるので、根気強く取り組みましょう!

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