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Profile

2006年設立。都会や海外からの観光・宿泊客獲得や、雇用創出によって地域の活性化を目指している。現在、基幹事業としている宿泊施設「サンセットブリーズ保田」は、フットサルコートや体育館を完備し、スポーツチームの合宿や企業の研修で多数の利用実績をもつ。ちなみに、前回取材をした元プロ陸上選手の為末大さんも取締役として参加している。

株式会社R.Project

R.Project

千葉・南房総のとある宿泊施設が、今話題を集めています。「サンセットブリーズ保田」と名付けられたその施設は、スポーツチームの合宿事業を中心に地域活性、観光振興を目指し、設立5年余りで年間のべ2万泊近い利用実績をおさめるまでに成長しました。
今回は、その運営を担う(株)R.Project代表の丹埜倫さんと、同取締役の山浦光博さん。その成功のきっかけは、どこにあったのでしょうか。また、宿泊、観光業の未来に何を思うのでしょうか。

みんな、少しでもいい環境を探している。

――まずは、この事業を立ち上げたいきさつをお教えください。

丹埜「起業する前は証券会社に勤めていたんですが、そのころから、日本各地にある、活用されていない『ハコモノ』に興味をもっていたんです。これらを何とかして再生させて、ビジネスができないかなと考えたときに、合宿施設として甦らせることを思いつきました」

――そこに山浦さんが参加なさったのは、どのようなきっかけだったのでしょうか。

山浦「元々ヘッドハンティングの仕事をしていた関係で、丹埜から『営業部門を強化したいんだけど、誰かいい人居ない?』という話をされていたんです。で、色々探したんですけど、途中から『自分が関わってみたい』と思うようになって、それで一緒にやることを決めました」

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